外断熱・壁構造のRCマンションになったわけ(6)
ボート造りが役立つ建物への興味 (プロフィール6)
地震で家の下敷きになった嫌な思い出からさよならして、又々青春の思い出の方が楽しいのです。
思いたったらやめられない性格なので、ボートの作り方の本は見つからないまま、1から自分でやるしか無いという結
論にしかならず、実物をよく見て何とかしなければなりません。
仕方なく東京ボートショウへ出掛けて写真を撮ろうとして入ったら、当時未だキャビン付きクルーザーは殆ど無く、多く
のメーカーのボートはランナバウトと呼ばれるキャビン無しのオープンボートに近いものばかりです。
会場には出展されたボートの前にマネキン嬢が水着で立っています。
何処かの小父さんが、マネキン嬢の大事な部分をかがみ込んでというより、頭をボートの方に突っ込んで下から眺めて
いるではありませんか!
公衆の前でなんて不届きな奴! マネキン嬢は心無しかもじもじしているようです。
傍に行って直ぐに気が付いたのは、くだんの小父さんはマネキン嬢では無く、ボートの舵をとるためのロープの隠れて
いる場所を見ていたのですが、せっかく同じ所を見たいと思っていたのに、あきらめてしまいました。
普通は、マネキン嬢はボートを背に立っているのに、どういう訳かそのマネキン嬢はボートに向いて立っていたので
す。
でもやっぱり水着はビキニでは無く、ワンピース的な、色や柄は綺麗ですが競泳の選手スタイルだった様に思います。
その時、なーんだビキニの方が良いのになぁと思ったかどうかは記憶にありません。^^)
兎に角、全体の寸法割合とか、船殻の構造、等々知りたいことは山ほど有ります。
一度に寸法を取る方法として、少しずつ角度を変えて写真を撮ることにしたのです。
当時はモノクロフィルムだったので、自分でフィルム現像、引き伸ばしもやっていたので直ぐに実行したのです。
なかなか答えが出なかったのは、こちらは完全に木造と決めていましたが、メーカーの船はFRPになっていましたから
船殻の強度をどの位にすれば良いのか参考になる物は無かった様に思います。
3.6m位のボートなので、小さなエンジンで滑走することだけを目標にしたのです。
この大きさは、トレラーでもトラックでも簡単に載せたり下ろしたり出来る大きさと、定員との関係で決めたと思います。
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