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自分が住みたい家ってどんな家?

外断熱への発想

外断熱への発想 外断熱・壁構造のRCマンションになったわけ(13)

 

 外断熱とは、建物全体を丸ごと断熱材で覆い、部屋ごとの断熱は行わないのです。

ですから、暫く留守にしたぐらいでは建物全体の温度は直ぐに変わらないので、部屋の中の空気も、家具も間仕切り壁

も全部が同じ温度になります。

それには、建物自体の熱容量がお大きくないと、あまり意味が無くなります。

 

「熱容量」が大きいとは

 

 それは丁度、アフリカの調理のやり方に、葉っぱに包んだ食材を焼いた石の塊と一緒に地面に埋めて、全体を蒸し焼

きにする調理法がありますが、それを思い起こせば良いわけです。

日本でも、男鹿半島などの名物料理に、焼き石料理が有って、木製の桶や鍋の中に具材と一緒に焼いた石を幾つか

入れて調理します。

この様に、重い材料は殆ど熱容量が大きいと考えても良いのではないでしょうか。

 

外断熱のヒントは焼き石料理

 そこで思い付いたのは、留守の間も暖房を点けっぱなしににするのでは無く、建物自体の温度を下げない方法・・・丸ごと外から断熱材で覆うしか無いか・・・と。

それには簡単に冷えたり暖まったりしない材料で家を作るしかありません。 要するに熱容量の大きな材料を使う事が

条件になりそうです。

現在ではコンクリートぐらいしかありません。 中世ヨーロッパの様に石造りというわけにはゆきません。

 

 というわけで、熱容量の大きな材料の建築材は、選択肢が殆ど無く、コンクリート以外には考えられません。

そして、外断熱にして部屋の中の温度を一定に保つということは、どの部屋も同じ温度に出来ることです。

トイレや浴室に行った時、ひんやりするのは、血圧の上昇に繋がり、中年以降の方には良くありませんん。

 

出来るだけ沢山のコンクリートを使う建築様式とは

 熱容量の大きさで、一定の温度に保つと決めてからは、コンクリートが出きるだけ多く有って、人体の傍にある方が有

利と考えました。

何故なら、一旦暖まったコンクリートからは、常にその温度に見合った赤外線を放出している、と考えても良いと思った

からです。 

そして、一般的なラーメン構造と壁構造を比べた場合、壁構造の方が耐震性に於いても有利であるばかりではなく、隣

室との境界壁となるため、防音にも有利な筈ではないかと考えたのです。

図らずも阪神淡路の震災で壁構造の利点は証明されることになったのです。

ラーメン構造:トップページのラーメン構造(軸組構造)をご覧下さい。

 

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