新米大家奮闘記(15) 漏水
漏水の騒ぎいろいろ
給湯関係では漏水事故が時々有ります。
浴室の漏水が階下の部屋に多大な被害を与えて、大騒ぎになる話はよく聞きますが、ウィステリア梅ヶ丘では浴室の上
は同じ浴室ですから、高価な家具類に被害を与える事は殆ど有りませんが、多くは工事の施工状況が悪かったり、浴室
などの構造にも問題が有ると思われます。
或る部屋で、洗面所のクロスが剥がれると言う話が有り、早速行ってみると確かにクロスもおかしいのですが、床の方
が濡れていて、洗面所のCF(クッションフロアー)の下に水が回っている様です。
洗面化粧台の水栓の下にもう一つの止水栓が有りますから点検したところ、給湯管の止水栓から僅かですが漏れてい
ます。
相当長期間に渡って漏れていたらしく、それが洗面所一面に広がり、更にクロスにも水が回ったと考えられます。
もう少し早く言ってくれれば良かったのですが、大抵は我慢出来ない状況になるまでは連絡が有りません。
やはり床板の下から水が出ると言う連絡です。
行ってみると個室の窓側です。 クロスも水を含んでいますが、水道系の配管の無い場所なので、暫く何だろうと考えま
したがハタと気が付いてエアコンのドレインを調べるとホコリで詰まっていてそこからドレインの水が漏れ、クロスと壁の
間を伝って床に行き、床板から水が出る様に見えたのです。
どちらの漏水騒ぎも、メンテナンスでかなり防げますから、最初の洗面化粧台の水栓からお湯が漏れるケースは、例え
漏れても床まで届かない様化粧台の中をシール材で密閉してしまいます。
そうすれば漏れた水は化粧台の中から溢れますから誰でも気が付く筈です。
エアコンの場合は何時も小規模リノベーションの際にでも分解して完全に中のブレードまでも洗浄しますから、その際にド
レインも点検清掃をしています。
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