マンションオーナーの悩み(1)家賃・税制
税制変更・家賃低下の悩み
贅沢な悩みだなんて言う人も居るかも知れませんね。
でも、良く考えて下さい。
比較的小規模のマンションオーナーには色々な悩みが付きまといます。
最近では税制でしょうか、それでなくても、家賃が下がる中で経費がかさんで、何とかしたいと思っていらっしゃる方は多い
筈です。
よく、景気が悪くなる時は一番先で、景気が良くなって来る時は一番最後、と言われるのは中小企業の話ではありません。
賃貸物件の賃料です。 中小と言うよりは、零細企業かも知れませんが。
賃貸物件と言うものは、人の住み家ですから、とても多くの職種にまたがった物なのです。
そこが基本的に維持管理を困難にしているのです。
税制上では相続税が大きく変わりますから、個人所有のオーナー方は一番困難な時代と言えるかも知れません。
日本の税制は妬みの果てと色んな人が書いています。
政府の借金財政削減のために、個人攻撃のルールを決めて、一番取りやすいのが相続税です。
個人財産は皆違いますから、団結して何とかする事はありません。
最も狙い易い場所が相続税、海外資産も徹底して標的にしています。
どんな金融機関からも相続税対策のセミナーのお知らせが来ている様です。
土地持ちの大家さんでも、立地条件で随分違った解決法になるとは思いますが、法人の持ち物にするか、個人の物は、
一年の半分以上を海外で暮らすしか有りません。
ですから、本当のお金持ちはどんどん日本から逃げて居るそうですが、そうでもしたくなります。
少し前には、海外の金融機関に口座を作って何とかしようとしていた人が多い様ですが、最近では国税のきついお達しで、
HSBの様な日本にも支店の有った金融機関も何の役にも立たなくなった様です。
海外に5,000万円以上の資産を持っている人は、申告しないと牢屋に繋ぐぞと脅される様になったそうです。
経済が不安定になると、それが戦争で無くても、金の価格が上がり、皆金を買ったりしますから、一時金の価格が上がり、
日本中で金製品の買取ブームが起きましたが、今は下がって一段落です。
でもその買い集められた金は、海外に売られたので、日本国内の金はかなり減ったそうですが、中国等は逆に買い集めた
様に聞いています。
香港では空港の近くに金塊を貯蔵する特別な倉庫を作っているという話を、何年か前に聞いた事が有りますが、ちょっと
覗いて見たくなります。
話が大分それてしまいましたが、人の住まいを維持する大家さんの悩みとは、築年数が経つと、家賃が下がり、空き部屋
が増える割には、メンテナンスの為の経費がかさむのです。
経理的分類では、修繕費に当たるものですが、どんどん増えるのに、銀行から住宅ローンなどで借金が有ると、元利均等
払いの場合は、年数が経つと次第に元金返済分が増えて、その分は課税対象になりますから、所得税が増えて行きます。
経費は増え、税金は増えと、踏んだり蹴ったりの目に会うはめになります。
そこで、法人を含むオーナーと一族から、お金を外に出さない工夫をしなければなりません。
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