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マンションオーナーの悩み(24)困った事Ⅹ

植栽の手入れ

 

 植栽の手入れは原則として植木屋さんに年間契約的に依頼していますが、一般的には剪定作業で切った植木は

トラックに積んで処分してくれます。

しかし、本当は地面にそのまま置いておけば、自然の森の様に土壌の乾燥を防ぎ、微生物によって分解された木の

葉や枝は腐葉土になり、ミミズの繁殖で土は硬くならずにフワフワの土になります。

しかし都会では、乾いた枯葉などは火災の原因になり易い条件を増やしてしまいますから、そうした点で放置する事

は出来ません。

 

 木の葉や枝自体は細かく砕けば数十時間で分解可能ですが、樹木の皮の部分は非常に丈夫で、簡単には分解

出来ません。

肥料会社等では、微細にして他の材料と混ぜてよく攪拌し、その後何ヶ月も雨が入らない場所で保存している様です。

 

何と言っても一番厄介なのは、夏の水やりと雑草の始末です。

植木屋さんはどうしても除草剤を使うことになるので、例え食べられるものが植えてあっても簡単に口にすることは

辞めた方が良いことになります。

 

 道路とのフェンス沿いにサザンカを植えてありますが、春先になると毛虫の卵がかえって小さな毛虫が葉の裏に沢山

塊になってしまいます。

椿でもサザンカでも同じ様な状況になりますが、庭木などの場合には、木の数が少なければ、石油を染み込ませた布

に火を付けて歯の裏にいる毛虫を焼くのが一般的ですが、垣根等の木の数が多い場合は、農薬をまいて幼虫が葉を

食べると死ぬ様にします。

 

これも幼虫が大きくなると、農薬ではあまり効き目が無い場合がありますから、農薬をまくタイミングが重要で、少し春

の気配を感じたら何時も歯の裏をチェックして毛虫が居るかどうかを確かめます。

年によっては毛虫が付かない年もあるからです。

 

 毛虫の種類は、悪名高きチャドクガの幼虫の場合が多いので、放って置くと毛虫の毛に毒が有って、風によって飛ん

だ毛が皮膚に付いただけでもかゆみや痛みが有りますから、必ず退治しなければなりません。

自然の世界では天候やその他の影響を受けやすく、毎年違った事が起こりますから、どんな植栽をするかよりは、何時

も気にして見張る事が重要です。

 

垣根にはよくカイズカイブキ等の針葉樹も多く使われますが、スギドクガの毛虫が大量発生する場合が有り、どんな種

類の植栽でも放って置いて良い樹木は無い様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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